高齢者に急増!ルテインで目を守る

更新日:2025/10/24 | 日本医食研究所 山本光邦

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加齢による黄斑変性で視力が脅かされるケースが増えています。ルテインがその予防に役立つと注目されています。本記事では、シニアの視力維持に役立つ知識と対策を解説します。

失明の危険もあり!加齢黄斑変性を予防

年齢を重ねると発症する黄斑変性は、誰にでも起こり得る症状で、欧米では失明原因の第1位です。国内でも急増しており、注意が必要です。
浜松医科大学の平光名誉教授は「加齢黄斑変性は、年齢と共に網膜の黄斑が劣化します。その原因の一つが紫外線等により発生する活性酸素だと考えられています」と指摘しています。

加齢とともに発症!ゆがむ視界

黄斑変性になると、視界が黒く塗りつぶされたように見えたり歪んだりします。
以下に、代表的な視界の変化を示します。

健康な視界健康な視界
歪んだ視界歪んだ視界
中央が暗い視界歪んで中央が暗転

黄斑変性は、進行してしまうと失明につながることもあるので、定期的な眼底検査やサングラスの着用、抗酸化物質の積極的な摂取を心がけて予防をしましょう。

最近では、網膜に老廃物が溜まる「ドルーゼン」という病変も見つかっています。
以下は眼底検査の写真です。

健康な網膜
老廃物が目を内側から圧迫

ドルーゼンは網膜と眼球の間に溜まる老廃物で、視力が落ちたり失明に繋がることもあります。
加齢や生活習慣が原因とされますが、治療法がまだ確立されておらず、予防や進行抑制のために眼科医はルテインの摂取を推奨しています。

ルテインの効果に医療の現場も期待

平松教授は「角膜や水晶体は外科的な治療もできますが、網膜は目の奥にあるため、黄斑変性の治療は難しい」と説明します。
「歳をとると、確実に体内のルテインは減り、眼病のリスクは高まります。それを知って予防を心がけて欲しいです。
ルテインには驚くほど多くの研究成果があり、日頃から多く摂るようにした方が良いでしょう」とアドバイスしています。ルテインをもっと知りたい

目の構造~大切な黄斑~ 黄斑変性が起こる仕組み

シニアにおすすめの摂取方法

高齢者が無理なくルテインを取り入れられる方法を紹介します。

  • 緑黄色野菜の摂取: ほうれん草やケール(1日50g程度)を目安に。
  • 卵黄の利用: ゆで卵1個(ルテインが豊富)を加えると手軽。
  • サプリメントの検討: 食事で不足する場合、医師と相談の上利用。

緑黄色野菜目の健康を保つために、毎日の習慣に取り入れてみましょう!

よくある質問(Q&A)

Q. ルテインはどのくらい摂ればいい?

A. 一般的に6mg/日が目安ですが、眼科医の中には黄斑変性予防に25mg/日を摂ることを推奨している医師もいます。

Q. 効果を実感するのに時間がかかる?

A. 継続して1~3ヶ月で変化を感じる場合があります。

Q. ルテインは緑黄色野菜以外で摂れる?

A. にんじん、パプリカ、アボガドなどに多いです。サプリも便利です。

相談の目安と受診のすすめ

次の場合は眼科医に相談してください:

  • 視界が歪む、暗くなる感じがする
  • 目の疲れが続く場合
  • ルテイン摂取で体調に変化を感じた場合

まとめ

  • 加齢黄斑変性は失明の原因となり、予防が重要。
  • ルテインは網膜を守り、研究で効果が実証されている。
  • シニアは緑黄色野菜や卵から摂取を心がけ、不足時はサプリを検討。
  • 視界の異常を感じたら、早めに眼科を受診を。