室外機で冷房の効率アップ&節電!

更新日:2026/07/28 | 日本医食研究所 山本光邦

室外機
エアコンの室外機を冷やす(熱を持たせないようにする)のは、冷房効率を上げて電気代を抑えるためにものすごく効果的です。
エアコンの冷房は「部屋の熱を外に捨てる」仕組みなので、室外機の周りが熱すぎると熱をうまく捨てられず、余計なパワー(電力)を使ってしまいます。
ベランダ置きの場合に実践できる、効果的な対策をまとめました。

直射日光を遮る(日よけ)

室外機本体が直射日光で温められるのを防ぐのが一番手軽です。

  • すだれ・よしず・サンシェードを立てかける
    ベランダの壁や手すりを利用して、室外機から少し離した位置に日陰を作るのがベストです。
  • 室外機用の遮熱パネル・日よけカバーを使う
    天板に貼り付けるタイプの遮熱シートなどが市販されています。ただし、室外機全体をすっぽり覆うカバーは逆効果(熱がこもる)になるので、必ず「天板(上部)だけを遮るもの」を選んでください。

直射日光

周囲にスペースを空ける(風通しの確保)

ベランダで最も多いのが、荷物などで空気の流れが遮られてしまうケースです。
  • 吹き出し口の前には何も置かない
    室外機の前(正面のファンがある側)に植木鉢やゴミ箱、物干し竿などを置くと、吐き出した温風をまた吸い込んでしまう「ショートサーキット」という現象が起きます。正面は少なくとも50cm以上(できれば1m近く)すっきりと空けておきましょう。
  • ベランダ全体の風通しを良くする
    ベランダの手すりがコンクリート壁などで風が抜けにくい構造の場合、温風がベランダ内に滞留しがちです。室外機の向きを少し斜めに変えて外に風が逃げやすくするなどの工夫が有効です。

風通し

ベランダの床を冷やす(打ち水)

ベランダのコンクリート床が日光で熱せられると、その照り返しで室外機が吸い込む空気の温度が上がってしまいます。
  • 夕方や日陰の時間帯に打ち水をする
    室外機の周辺やベランダの床に水を撒くと、水が蒸発するときの気化熱で周囲の温度が1〜2℃下がります。

打ち水

やってはいけない注意点

室外機を冷やすためといっても、直接水をかけるのは絶対にやってはいけません!
「冷やすためにホースで水をかけっぱなしにする」「濡れタオルを乗せる」というのは、故障やサビ、カビの原因になるためNGです。室外機は、通常の雨に耐えられる防水性能はありますが、常時水に浸かるような設計にはなっていませんので注意しましょう。

注意点

まとめ

室外機の周りが熱くなり過ぎると、熱を外に捨てることができず、余計なパワーを使って電力を無駄に費やしたり、冷房の効率が下がったりしてしまいます。
まずは「室外機の前に物を置かない」「すだれ等でふんわり日陰を作る」の2つを意識するだけでも、エアコンの効き目が変わってきますよ!

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