厚生労働省は、病気になってから治療するだけでなく、病気の予防や健康づくりを積極的に進めるための取り組みとして、「U.E.N.O.Plan」を公表しました。
「攻めの予防医療」を掲げ、国民一人ひとりの健康状態や生活環境に応じた働きかけを強めていく方針です。


健康を維持するためには、日々の食生活や運動、健診、歯科受診などが大切です。しかし、健康に役立つ情報が公表されていても、必要としている人に十分届かなければ、実際の行動にはつながりません。
U.E.N.O.Planでは、本人が自分で情報を探すことだけに頼らず、自治体、医療機関、健康保険組合、企業などが連携し、健康上のリスクがある人や支援を必要とする人に、積極的に情報を届けることが重視されています。
これは、健康情報を「関心があり、自分から探せる人だけのもの」にしないための取り組みともいえます。

こうした取り組みが進めば、病気を完全に防ぐことはできなくても、体調の変化に早く気付き、必要な支援を受けやすくなることが期待されます。

健康寿命を延ばすことは、単に病気を減らすことだけを意味するものではありません。 自分の足で出かけること、家族や友人と食事をすること、趣味を楽しむことなど、その人らしい生活を長く続けることにもつながります。
高齢者が健康について正しい情報を得て、自分に合った行動を選びやすくなることは、生活の質や人生の幸福度を高めるうえでも大切です。
U.E.N.O.Planは、特定の商品や健康食品の利用を推奨するものではありません。
健康づくりの基本となるのは、バランスのよい食事、適度な運動、十分な休養、定期的な健診や医療機関への相談です。
健康に関する国の取り組みを知ることをきっかけに、ご自身やご家族の日々の生活を改めて見直してみてはいかがでしょうか。
U.E.N.O.Planのポイント
日医研では、これからも高齢者の皆さまが健やかで充実した毎日を過ごすために役立つ情報を、分かりやすくお伝えしてまいります。